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仏像
紀州路第一の古寺、文化財の宝庫として
道成寺の面目躍如たる宝佛殿は、
国宝三点、重要文化財十一点、県指定文化財四点を収め、
年中ご参拝いただけます。
上写真は宝佛殿の内部本尊
千手観音、脇侍日光、月光菩薩
千手観音と日光菩薩はヒノキの一木造り、
月光菩薩はカヤの一木造りです。
いずれも西暦八〇〇-八五〇年頃の作とされるので、
安珍清姫の事件も目撃なさったはずですね。
宝仏殿
国宝
千手観音菩薩(本尊)
平安時代初期、木造漆箔、像高3.20m
国宝
日光菩薩(脇侍)
平安時代初期、木造漆箔、像高2.52m
国宝
月光菩薩(脇侍)
平安時代初期、木造漆箔、像高2.42m
重要文化財
十一面観音菩薩像
平安時代前期、木造漆箔、像高1.32m
重要文化財
毘沙門天王像
平安時代前期、木造彩色、像高1.86m
重要文化財
広目天王像(四天王の内)
平安時代前期、木造彩色、像高2.46m
重要文化財
兜跋毘沙門天王像
平安時代前期、木造彩色、像高2.35m
県指定文化財
釈迦如来像
鎌倉時代、木造漆箔、像高2.26m
重要文化財
増長天王像(四天王の内)
平安時代前期、木造彩色、像高1.86m
宝仏殿以外
五劫思惟阿弥陀如来像
江戸時代、木造漆箔、像高1.20m
重要文化財
千手観音立像
奈良時代後期、木心乾漆造、像高2.4m